A-Qualification-Challengerの日記

資格チャレンジのブログ

2020年資格試験の総括

2020年の資格受験を備忘録的に総括します。

赤字の合格率の部分は発表され次第、適宜修正していきます)

すべて独学でチャレンジしました。

試験結果、得点と合格ラインとの差、その試験の合格率、受験料や手数料とテキストの購入価格、などをまとめてみました。

資格名の頭にある★は、学習に要する時間を以下のように分類したものです。

★20時間以下 ★★50時間以下 ★★★100時間以下 ★★★★100時間超え

 今年の前半はコロナウイルスのせいで振り回されました。4月7日に東京都が緊急事態宣言を出し、7月まで予定していた試験がほとんど飛びました。受験のスケジュールも急遽組み直すことになり、学習のペースが乱された前半戦でした。

後半は重たい試験が続いたのと、予定を詰め込みすぎた感もあり、かなりハードな学習状況が続きました。

 

<不合格>FP1級実技試験(2020年2月9日受験)1回目

 2019年10月21日に学科試験をぎりぎりで合格後、いくつかの資格学習を経てほとんど記憶からFP受験の知識が抜けて行っていました。正月以降もエンジンがかからず、合格率が高いからとなめてかかったところ、イタいしっぺ返しに。総学習時間は約40時間。

試験結果感想 ぎりぎり不合格

得点200点中118点(合格ライン120点)

 申込者数730名 受験者数710名 合格者数603名 合格率84.92%

受験料 25,000円 

テキスト 2,710円(2,379円でリセール)

きんざいのFP1級実技対策問題集第7版をオークションで購入しました。リベンジ試験を5月に予定していましたが、コロナで延期に。結局9月にFP協会の試験を受けることにしたので、また違う問題集を買うはめになりました。テキストはオークションでリセールしました。

 

★★ITパスポート(2020年3月6日受験)

 情報セキュリティマネジメントを受験しようと考え、申込をして学習を開始したところ、先にITパスポート試験を受けた方が良さそうだと思い受験を決意。総学習時間は約30時間。

試験結果感想 余裕で合格

総合評価点1,000点中775点(合格ライン600点)

 3月応募者数13,675名 受験者数11,794名 合格者数6,443名 合格率 54.6% 

受験料 5,700円

テキスト+ドリル 3,036円(リセール1,368円)

使用テキストと問題集は技術評論社の「栢木先生のITパスポート教室」と「書き込み式ドリル」。アマゾンで新書を購入しましたが、ドリルは全く使いませんでした。テキストもドリルも試験終了後、オークションでリセールしました。

 

★★★甲種危険物取扱者(2020年7月14日受験)

 2019年8月29日に乙種全類をコンプリートし受験のタイミングを計っていました。コロナウィルスの影響でばたばたと他の試験が中止となる中、試験決行の朗報がありすぐに申込。試験の1ヶ月前からまるまる学習に当てられました。総学習時間は約60時間。

試験結果感想 余裕で格!

正答率 法令90% 物理・化学80% 性質・消火80%(合格ライン 試験科目ごと60%以上)

 7月受験者数1,083名 合格者数496名 合格率45.8%

受験料 6,600円

免状手数料 2,900円

テキスト+過去問題集 5,208円(リセール3,116円)

ユーキャンの「甲種危険物取扱者 速習レッスン」をネット通販で購入。また、公論出版の「甲種危険物取扱者2020年版」の過去問題集をアマゾンで追加購入。テキストと過去問題集はオークションでリセールしました。

 

★★★FP1級実技試験(2020年9月13日受験)2回目試験

 2月に不合格となったきんざいの実技試験も、5月はコロナで延期に。9月に受けることにしたFP協会の実技試験はきんざいよりも範囲は広いですが、基礎的な問題が多かったので、良い復習になりました。2019年発行の問題集を、8月上旬の2週間で1周目、9月上旬の2週間で2周まわし、直前に直近2回分をFP協会のHPからダウンロードして解きました。総学習時間は約60時間。

試験結果感想 余裕で合格

得点100点中88点(合格ライン60点)

 申込者数543名 受験者数523名 合格者数511名 合格率97.7%

受験料 20,000円

払込手数料 268円

過去問題集 1,000円(リセール829円)

FPK研修センターの1級FP技能検定実技試験精選過去問題集2018年版をオークションで購入し、その後リセールしました

 

★★★★海事代理士筆記試験(2020年9月25日受験)

 コロナ禍で上期に予定していた試験が飛んだので、5月から甲種危険物取扱者試験の1か月前の6月13日まで、e-govから法令を、国土交通省のHPから過去問10年分をプリントアウトし、過去問を法令と照らし合わせる作業を進めました。8月中旬から下旬まで2周目。FP1級試験後に最後のラストスパートをかけ、記憶の定着を目指しましたが、船舶のトン数や長さなど法令ごとに覚える数字が違うため、通しで解くと混乱しました。総学習時間は約120時間。

試験結果感想 余裕で合格

得点(自己採点)240点中194点(合格ライン149 点)

 出願者数386名 受験者数288名 合格者数156名 合格率54.2% 

受験料 6,800円

郵送料(書留+返信用切手) 435円+84円=519円

写真代 800円(他の試験と比べてサイズがでかい)

テキスト 2,620円(本代2,420円+送料200円、リセール2,000円)

海事代理士試験研究センター社の「必修テキスト」をネットで購入。合格後にリセールしました。過去11年分の問題は国土交通省のHPからダウンロードしました。

 

<不合格>マンション管理士試験(2020年11月29日受験)

 海事代理士の学科試験を終え、すぐに学習開始しました。昨年、管理業務主任者試験で一度学習している内容と被っていることもあり、土日を中心に学習に取り組み、過去問であればほぼ正答を導き出せるレベルになりました。総学習時間は約120時間と、2か月余りの学習期間としては結構頑張りました。しかし、さすが難関試験。見事に不合格となりました。学習の方法を変えないと合格は難しいかもしれません。

試験結果感想 余裕で不合格です。

得点50問中31問(合格ライン36問)

 応募者数 14,486名 受験者数 12,198名 合格者数 972名 合格率 8.0% 

受験料 9,400円

振込手数料 152円

特定記録郵便 280円

テキスト+過去問題集+1問1答 6,545円

TAC出版の「マンション管理士 速習BASICセット」を、サイバーブックストアから定価の15%オフで新書購入しました。

 

海事代理士口述試験(2020年12月3日受験)

 マンション管理士試験終了後、テキストと過去問中心に3日間で詰め込めるだけ頭に詰め込みました。筆記試験の知識を呼び戻しつつ、よく出る問題を中心に覚えていきました。総学習時間は約10時間。

試験結果感想 多分ぎりぎりで合格

得点 不明(合格ライン60 点)

 受験資格者数 210名 受験者数 199名 合格者数 124名 合格率62.3% 

受験料 筆記試験で支払い済み

テキスト 2,180円(本代1,980円+送料200円、リセール1,570円)

海事代理士試験研究センター社の「口述マスター」をネットで購入。合格後にリセールしました。過去11年分の問題は国土交通省のHPからダウンロードしました。

 

★★甲種火薬類取扱保安責任者(2020年12月20日受験)

 例年9月に実施している本試験がコロナ対応で12月にずれてくれましたので受験を決意。海事代理士口述試験終了後、すぐに学習を開始しました。「香川本」がとても優れていて(詳しすぎる側面もありますが)スラスラと暗記できました。また、7月に甲種危険物取扱者を受験していましたので、試験範囲が少し被っていて、楽だった部分もあるかもしれません。総学習時間は約30時間。

試験結果感想 余裕で合格

得点(自己採点) 法令100点中90点 火薬学100点中85点(合格ライン 各科目60点)

 受験者数0,000名 合格者数0,000名 合格率 00.0% 

受験料 18,000円

振込手数料 152円

返信用切手 63円

テキスト+過去問題集+送料 4,870円 (リセール3,217円)

免状交付手数料 2,400円

特定記録郵便 254円

使用テキストと問題集は香川県砕石事業協同組合の「完全対策令和2年度版」と「過去問5年 2019年度版」を購入。受験の決断が遅かったため、過去問は今年のバージョンが売り切れてしまい、昨年の在庫を1000円引きで売ってもらいました。試験終了後、オークションでリセールしました。免状交付に2,400円追加でかかり、総コストは余裕の20,000円超えとなりました。

 

★★情報セキュリティマネジメント(2020年12月24日、27日受験)

 本年4月に受験予定でしたが、コロナの影響で12月にCBT試験に姿を変えて実施となり、ダメもとで受験。午前試験を24日、午後試験を27日と分けて受けることで勉強時間を何とか確保する工夫をしました。総学習時間は3月に約20時間、12月に入り午前試験対策に約10時間、午後対策に約10時間の計40時間。

試験結果感想 意外と余裕で合格

得点 午前試験100点中76点、午後試験100点中92点(合格ラインはともに60点)

 受験者数9,121名 合格者数6,071名 合格率 66.56% 

受験料 5,700円

テキスト+過去問題集+送料 3,586円(リセール1,484円)

使用テキストと問題集は、インプレス社の「徹底攻略 令和2年度教科書」と「徹底攻略 令和2年度過去問題集」を新書でアマゾンにて購入しました。

 

総括

今年の対戦成績は9戦7勝2敗。

総学習時間は約510時間。

資格取得総コストは120,780円。

 

課題

相変わらず民法が弱い。特に判例をもとにした問題に課題がある。

対面型の面接試験に弱い。知識を口からアウトプットするのが不得意。

 

成果

FPと危険物取扱者がコンプリートできた。

 

感想

海事代理士に合格できたことが素直に嬉しく思います。法律の素読国交省のHPから自分で印刷したオリジナル問題集作成など、手間と時間のコストをかけ苦労しました。試験も筆記と口述で2回受けなければなりませんし、合格率は高いものの面倒な試験を制したことはモチベーションにつながります。

一方、マンション管理士の不合格はこたえました。過去問であればかなりの割合で正答できていたので、割と自信がありましたが、実際の試験では歯が立ちませんでした。来年リベンジするかどうか迷います。

情報処理技術者系の資格は、テクニカルタームがとても多く、覚えるだけで一苦労でした。特に3レターワードには最後まで悩まされました。

来年2021年はコロナが沈静化しワクチン接種が可能となることを祈るばかりです。安心して新たな資格チャレンジを続けていければと願っています。