2019年資格試験の総括
2019年の資格受験はすべて終了し、備忘録的に総括します。
すべて独学でチャレンジしました。
試験結果、得点と合格ラインとの差、その試験の合格率、受験料や手数料とテキストの購入価格、などをまとめてみました。
資格名の頭にある★は、学習に要する時間を以下のように分類したものです。
★20時間以下 ★★50時間以下 ★★★100時間以下 ★★★★100時間超え
★★FP3級(2019年1月17日受検)
久々に受けた試験でした。年末に思い立ち学習を開始。正月を挟んで勉強に励みました。総学習時間は約40時間。
試験結果感想 余裕で合格!
学科試験60点中58点(合格ライン36点)
申込者数35,357名 受検者数26,256名 合格者数13,631名 合格率 51.91%
実技試験50点中46点(合格ライン30点)
申込者数39,201名 受検者数29,766名 合格者数14,215名 合格率 47.75%
受検料 6,000円 手数料 80円
テキスト+過去問題集 3,240円(リセール1,824円)
使用テキストと問題集はユーキャンの「'18~'19 FPの学校3級」きほんテキストとこれだけ!問題集。アマゾンで新書を購入し、試験終了後にオークションでリセールしました。
★★日商簿記3級(2019年2月24日受験)
自宅に8年前から簿記3級のテキストがあり、いつかやらないとと思いながら月日が流れていたので、FP3級受験後に衝動的に申し込みました。総学習時間は約40時間。
試験結果感想 余裕で合格!
得点100点中88点(合格ライン70点)
申込者数104,357名 受験者数80,360名 合格者数44,302名 合格率 55.1%
受験料 2,800円 事務手数料 540円
(※消費増税で現在の受験料は2,850円となっています)
テキスト+過去問題集2冊 895円
使用テキストは8年前に購入したLEC「10日で合格るぞ!日商簿記光速マスター」のテキストと問題集。出題変更に対応するようネットスクール出版「わかる!できる!うかる!日商簿記3級28・29・30年度版」をオークションで購入し知識をアップデイトしました。
<不合格>日商簿記2級(2019年2月24日受験)1回目
日商簿記では3級と2級の併願が出来ることを知り、ついでに申し込んでしまいました。しかし2級はそんなに甘くないことを思い知らされました。しかもこの回の合格率の低さといったら難関資格ばりです。こちらも総学習時間は約40時間。
試験結果感想 余裕で不合格
得点100点中53点(合格ライン70点)
申込者数66,729名 受験者数49,776名 合格者数6,297名 合格率12.7%
受験料 4,630円 事務手数料 540円
(※消費増税で現在の受験料は4,720円となっています)
テキスト 2,274円
TACの「すっきりわかる日商簿記2級 テキスト+問題集」の商業簿記第10版、工業簿記第7版をオークションで購入しました。
★危険物取扱者乙種2類(2019年5月18日受験)
乙4資格は2007年に取得していました。調子に乗って甲種を目指そうという気になり、全類合格を目指し手始めに2類の受験申請をしました。総学習時間は約10時間。
試験結果感想 試験範囲が狭いので余裕の合格!
正答率90%(合格ライン60%)
受験者数346名 合格者数239名 合格率 69.1%
受験料 4,500円
免状手数料 2,900円
テキスト 815円(リセール729円)
ユーキャンの危険物取扱者「第2版 速習レッスン 乙種1類2類3類5類6類」をオークションで購入。乙類コンプリート後にオークションでリセールしました。
★★★FP2級(2019年5月26日受検)
3級合格時に2級までは取得すると決めて臨みました。それなりに勉強時間を取りましたが成績は期待したほど伸びず。総学習時間は約80時間。
試験結果感想 学科は余裕、実技は余裕なく合格!
学科試験60点中44点(合格ライン36点)
申込者数38,363名 受検者数28,241名 合格者数5,898名 合格率 20.88%
実技試験50点中33点(合格ライン30点)
申込者数33,218名 受検者数23,734名 合格者数8,226名 合格率 34.65%
受検料 8,700円 手数料 80円
テキスト+過去問題集 1,710円(リセール1,641円)
テキストは3級に引き続きユーキャンの「'18~’19’ FPの学校2級」きほんテキストとこれだけ!問題集をオークションで購入。試験終了後にオークションでリセールしました。
★★★日商簿記2級(2019年6月9日受験)2回目
2月のリベンジで受験しました。FP2級から2週間しか日がなく、何とか間に合わせた感じでした。直前で発熱しもうダメかと思いましたが、フラフラの状態でも受験はできました。ヤマを張った連結決算は出題されず危なかった。総学習時間は約60時間。1回目と合わせると約100時間。
試験結果感想 なんとか紙一重で合格!
得点100点中72点(合格ライン70点)
申込者数55,702名 受験者数41,995名 合格者数10,666名 合格率 25.4%
受験料 4,630円 事務手数料 540円
過去問題集+予想問題集4冊 2,300円(リセール821円)
1回目で使ったTACの教材に加え、過去問題集(18年11月対策)と、新論点なんかこわくない「無敵の簿記 直前総まとめ」と「あてる TAC直前予想」(149回、150回)の計5冊をオークションで購入し、問題を解きまくりました。
★危険物取扱者乙種3類、5類(2019年6月29日受験)
簿記2級のあと、弛みかけていた時期でした。主に通勤の合間に無料の一問一答をこなしながら頭に物質名を叩き込んで覚えていきました。総学習時間は約20時間。
試験結果感想 両類とも何とか合格!
3類正答率70%(合格ライン60%)
受験者数3,404名 合格者数2,273名 合格率 66.8%
5類正答率70%(合格ライン60%)
受験者数3,486名 合格者数2,350名 合格率 67.4%
受験料 4,500円×2=9,000円 振込手数料 200円×2=400円
免状手数料 2,900円×2=5,800円
★危険物取扱者乙種1類、6類(2019年8月28日受験)
7月からはFP1級の学習をメインに進めていました。盆明けくらいから勉強をはじめ、FP1級の学習の合間に取り組みました。総学習時間は約20時間。これにて乙種危険物取扱者はコンプリートです。
試験結果感想 余裕を持って合格!
1類正答率100%(合格ライン60%)
受験者数288名 合格者数212名 合格率 73.6%
6類正答率80% (合格ライン60%)
受験者数300名 合格者数226名 合格率 75.3%
受験料 4,500円×2=9,000円 振込手数料 200円×2=400円
免状手数料 2,900円×2 =5,800円
★★★★FP1級学科(2019年9月8日受検)
だめでもともと、と思い出願しましたが、せっかく受けるなら諦めずにやろうと思い、夏休みを中心に学習を進めました。途中、危険物乙1乙6の試験を入れたことを後悔しましたが、終わってからラストスパート。ぎりぎり全教科、目を通せました。応用問題は特に力を入れ過去問ならほぼすべて解けるようになりました。噂通り応用問題が合否を左右するファクターでした。総学習時間は約200時間。2020年2月に控える実技試験に合格すればFP技能士は晴れてコンプリートです。
試験結果感想 基礎編はまさかの44点、応用で巻き返し本当にギリギリで合格!
得点200点中121点(合格ライン120点)
申込者数8,601名 受検者数5,836名 合格者数592名 合格率 10.14%
受験料 8,900円 手数料 80円
テキスト+過去問題集 13,133円(リセール5,988円)
TACのサイバーストアでは様々な資格のテキストと問題集のセットが割引販売で購入可能なことを知り、「よくわかるFPシリーズ全6冊 2019-2020版」と「合格トレーニング 2019-2020版」を新書で購入しました。合格後にテキスト6冊と問題集はオークションでリセールしました。
★★★貸金業務取扱主任者(2019年11月17日受験)
FP受験をするうちに金融系でこの国家資格があることを知り興味を持ちました。ネット情報で調べると、比較的容易に合格できそうと感じたため受験を決意。ところが受験後、そんなに生易しい試験ではないことを身に染みて体感しました。総学習時間は約80時間。
試験感想 ダメかと思っていましたが、何とか合格。
得点50点中31点(合格ライン29点)
申込者数11,460名 受験者数10,003名 合格者数3,001名 合格率 30.0%
受験料 8,500円
テキスト+過去問題集+1問1答 3,160円(リセール1,467円)
TACの2018年度「合格テキスト」と「過去問題集」をオークションで購入しました。過去問題集は年度の試験がまるごと載っているだけのものだったので、技術評論社の「〇×問題集」をオークションで追加購入しました。過去問だけでは対応できない問題が多く出題され、テキストをきちんと押さえるべきだと考えさせられました。
★★★管理業務主任者(2019年12月1日受験)
2007年に宅建に合格したときに受験を検討しましたが、忙しいころだった為に願書も出さず断念。今回12年の月日を経て挑戦することにしました。FP1級で「借地借家法、不動産登記法、宅建業法」、貸金業務取扱主任者とは「民法、個人情報保護法、消費者契約法、簿記」など他試験との共通分野が多かったため、連続受験でしたが効率よく学習できました。総学習時間は約100時間。
試験感想 民法に苦しめられましたが何とか合格。
予想得点50点中37点(合格ライン34点)
申込者数18,464名 受験者数15,591名 合格者数3,617名 合格率 23.2%
受験料 8,900円
テキスト+過去問題集+1問1答 1,580円(リセール2,204円)
TACの2018年度「基本テキスト」と「過去7年問題集」と「一問一答セレクト1000」をオークションで購入しました。法改正などはチェックし、大きな変化はありませんでしたが、民泊の問題が出たときは「ケチって古いテキストで学習するとこうなる」と後悔しました。リセールでなぜか買った金額より売った金額の方が高くなりました。
総括
今年の対戦成績は13戦12勝1敗。
総学習時間は約730時間。
資格取得総コストは107,153円。
課題
民法が弱い。基礎から知識をしっかり身につける学習の見直しが必要。
計算が弱い。簿記では根気強く解く集中力が持続しなかった。
金融系の知識が少ない。金融商品やマーケット、株や投資信託の知識がない。
簿記2級、FP1級学科、貸金業務取扱主任者、管理業務主任者など、合否どちらに転ぶか結果出るまでわからないギリギリの線でした。精神的に宜しくないので、余裕を持って結果を待てるような学習方法と学習時間を取るべきでした。